「くちびる」とだけ単語で書くとなんかドキッとしますね(笑)
今日は唇の話です。
【同じ顔の皮膚なのに、なぜ唇だけ赤いのか?】
ちょっと意外だが、唇をもつのは動物の中でも哺乳類だけだという。いわれてみればそうか。
哺乳類以外の脊椎動物には、唇はもとより頬もなく、食べ物は基本的に丸飲みだ。
哺乳類といえばおっぱい。要はおっぱいを吸うために筋肉が発達し、すぼめられる形状になっているということだ。そのなかでも赤い唇をもつのは人間だけなのだそうだ。
唇の赤は実は血液の色。
唇は皮膚ではなくて、口の中の粘膜がめくれて外に露出したものなのだという。
皮膚ではないので表面の皮が非常に薄く、色素がない。そのために、血液が透けて赤く見えるのだ。
まぶたの裏側が赤いのと同じことだ。たしかに、赤と言っても厳密には赤黒いことが多い。
唇の色は健康状態を映しやすい。たとえば、プールに長時間入っていて唇が紫色になることがある。
これは、寒さで唇の血管が収縮して血液中の酸素が不足するため。チアノーゼという状態になっており、より深いところにある静脈が透けて見えるのだという。
また常に唇の色が悪い人は、貧血、血行不良、冷え性などの症状があることが多い。
血液の異常を確認しやすいので赤ちゃんの健康状態を判断するときにも、唇の色をみることが多いようだ。
粘膜というだけあって、他の皮膚よりも敏感なのも大きな特徴。指先よりもずっと感覚受容器の多い場所なのである。唇に多くの感覚受容器が集まっているのは、そこが消化器官の入り口だから。
熱い飲物や異物を、体内に入る前に感知してシャットアウトするためには、鋭い感覚を備えている必要があるのだ。赤ちゃんはなんでも口に運ぶ習性があるが、そうすることで物の形や大きさを確認しているといわれる。
また、冬になると肌よりも先にまず唇が荒れたり、切れたりする。唇には汗腺や皮脂線がない。
そのため、外的な刺激を受けやすいのだ。唇の荒れは乾燥はもちろん、風邪やビタミンB2不足などによっても起こる。唇の端が切れるのは、胃の機能が低下している証拠だといわれる。
疲れやストレスが溜まっているときには、唇の周りに口唇ヘルペスなどの粘膜性疾患もおこり易い。
唇の色が悪いからといってせっせと口紅を塗りたくる女性がいるが、口紅の発色にはもとの唇の色も影響する。唇の色素が濃い人などの場合、そのままでは見本どおりの色がでないので、
コンシーラーなどで地色を抑えてから口紅を乗せるとよいという。
〈人体の地図帳〉
んだそうです(笑)
以上唇の話でした。
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